2021年3月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表木下勝寿です。早いところでは木や花がつぼみをふくらませ、桜が開花するところもあるでしょうか。今年の冬は全国的にも寒い日が続きましたね。北海道も例に漏れず厳しい寒さとなりました。暖かな日差しを今から待ち遠しく感じていますが、北海道の春の訪れはもう少し先となりそうです。さて、3月は年度の最終月であり、卒業シーズンでもありますね。今回卒業する方の中には、受験を乗り越えた方も多くいらっしゃるかと思います。受験といえば、早いところでは12月、多くの学校では2月から3月の間に行われます。中には3月の初め頃に実施する学校もあるため、つい最近終わったばかりの方もいらっしゃるかもしれません。私自身は大学入学のときに受験を2回しています。現役で臨んだ受験では、ほかの受験生を見て「賢そうな人ばかりだ」と感じたのですが、一浪したあとの受験では、周りを気にすることなく受験だけに集中できました。今思えば、1年間必死に勉強したことが自信となり、気持ちに余裕ができたことで周囲の見方が変わったのだと思います。晴れて合格した大学では、個性的な友人がたくさんでき、さらに価値観や見え方が変わったのはいい思い出です。北海道では、受験シーズンはまさに雪のシーズンと重なります。受験生はインフルエンザ予防や体調管理などに細心の注意を払っているかと思いますが、北海道内で受験をする場合、当日の天気も大変重要になります。この時期は雪によって道路が渋滞したり、公共の交通機関が止まる可能性もあります。そのため北海道の多くの受験生は会場に着くまで気を抜くことはできません。実際に「前日夜の大雪で朝から家族総出で除雪作業に追われ、その後なんとか会場までたどり着いた。」、「猛吹雪になったことで電車が止まってしまい、家族に送ってもらった。」というスタッフもいました。そのほかにも寒い朝は起きるのが辛かったり、雪の中図書館や塾に通うのが大変だったという声もあり、やはり受験が雪のシーズンと重なる地域は、勉強や体調管理以外にも雪や寒さとの戦いでもあるようです。なお、受験前に注目されるものとして願掛けや験担ぎがありますね。神社へのお参りや、必勝、学業成就などのお守りから、受験前は「カツ」を食べる、縁起の悪い単語は使わないなど、私の時代から言われていたものも多くありました。 今は受験生のための縁起物や応援グッズも豊富になりましたが、根幹にある「受験生を応援したい」という気持ちは今も昔も変わらないようで心が熱くなります。4月からはいよいよ新学期、新生活という方もいらっしゃるかと思います。北の快適工房も新しい仲間が増える予定です。今まで通りやるべきことは変わりませんが、社会人として見本になるよう、改めて私も気を引き締めていきたいと思います。したっけ( 北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房 代表取締役 木下勝寿