2020年2月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表の木下勝寿です。2月といえば暦の上では春らしくなる頃ですね。寒さも和らいできた、という地域もあるかもしれません。一方の北海道は2月といえば冬真っ盛り。寒さも積雪も1年の中で最も厳しい時期です。そんな寒さ厳しい北海道ですが、その地形や気候からウインタースポーツが盛んでもあります。スキーやスノーボード、スケートはもちろん、さまざまな冬のスポーツを楽しめる施設が北海道各地にあります。先日は、工房スタッフの数名がカーリングの体験に行ってきたそうです。北海道でもあまりメジャーではなかったカーリングですが、前回の冬季五輪を機に一気にその認知度が全国に広がりましたね。今回体験に訪れたのは南富良野町にあるカーリング用施設。南富良野町はカーリング日本代表選手を輩出した町でもあります。2時間の体験コースを楽しんだ工房スタッフは、面白くてあっという間に時間が経ってしまった、と声を揃えていました。ただ、慣れない筋肉を使ったせいか、その後全員が漏れなく筋肉痛になっていました。また、寒い地方出身のメンバーはあまり気にならなかったようですが、今年北海道に来たばかりのメンバーは、まず空気がキンキンに冷えたリンクの寒さに驚いたようです。カーリングは1チーム4人ずつで戦うチーム戦です。ストーンを投げるデリバリー、ストーンの進行方向を調整するスウィーピング、位置を指示するスキップの役割に分かれてゲームが進行します。ハウスと呼ばれる円に向かってストーンを1人2投ずつ投げ、チーム全員が投げ終わった時点で、ハウスの中心によりストーンが近いチームへと得点が入ります。これを公式戦では10回(10エンド)続け、合計得点を競います。必要な道具は、大抵施設で貸し出されているため、あとは暖かい服装をしていけばすぐに始められます。ただ、スウィーピングでは必死にブラシで氷を擦るため、経験者の中には半袖の人もいるんだとか。学生時代にカーリングをしていた工房スタッフによると、カーリングに年齢はあまり関係ないため、アマチュアの大会では、小学生がいる親子チーム対シニアチームの対戦など、年齢差のある対戦も珍しくなかったそうです。ほかのスポーツではあまり見られない年齢差のある対決が見られるのは面白そうですね。北海道にはカーリング専用施設以外にも、カーリング用に体育館が開放されていたり、遠くに行かなくても教室に参加できるところが多くあります。実際に子供と一緒に参加してきた、という工房スタッフもいましたが、カーリングが注目を浴び始めてからは、参加が抽選になることもあるそうです。気温や気候にも左右されるウインタースポーツではありますが、やはりほかのスポーツ同様にその競技でしか味わえない魅力がたくさんあります。カーリングのように屋内で気軽に楽しめるウインタースポーツもありますので、冬の北海道にお越しの際はぜひチャレンジしてみてくださいね。したっけ( 北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房 代表取締役 木下勝寿