2019年7月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表の木下勝寿です。7月となり暑さも厳しさを増し始め、エアコンが本格的に活躍する季節となりましたね。北海道もようやく夏らしい気温が続くようになり、各地で夏ならではのイベントが多く開催されています。北の快適工房がある札幌市でも「ビアガーデン」が次々とオープンし、夜はまだ肌寒い日があるものの多くの人で賑わっています。今年は札幌中心部により近いオフィスへと移転したこともあり、「すぐ近くにビアガーデンがある」と、この時期を楽しみにしていたスタッフも多くいました。札幌で有名なビアガーデンといえば国内最大級ともいわれる「さっぽろ大通ビアガーデン」。会場である大通公園は約1.5kmもある緑豊かな公園であり、このビアガーデンはその大半である約1kmもの範囲に1万3千以上もの席が設けられます。広い会場内はブースごとに分かれており、国内主要のビールブランドから海外のビールまで様々な種類を楽しむことができます。平日でも、夕方以降ともなると席を見つけることすら難しいほど人で溢れかえるこの場所ですが、毎年ここならではの光景として、3Lから最大6Lものタワーピッチャーを大人数でシェアする姿があちこちで見られます。テーブルにドンと置かれたピッチャーはその高さについつい声が出てしまうほどの大きさです。タワーピッチャーはブランドによって多種多様な形があります。さらにビアガーデンといえばバリエーション豊かなおつまみや料理も欠かせません。工房スタッフの一人からすすめられたのは、毎年楽しみにしているという30cm以上もある豪快な「ロッキーサーモン」。まるで山脈のような見た目の鮭の燻製なのですが、その見た目の迫力に、観光客をはじめ周りの方からも話しかけられる、なんてことは珍しくないんだとか。また、北海道は夜になると真夏でも肌寒い地域が多く、札幌も例にもれず夜は上着を着ている姿をよく目にします。しかし、熱帯夜に慣れている地域の方が見ると「上着を羽織りながらビアガーデンなんて!」と驚かれる方もいます。火照った身体には涼しい風が心地よく、こんな風に楽しめるのもまた北海道ならではかもしれませんね。さっぽろ大通ビアガーデンは、毎年約1ヵ月間行われる「さっぽろ夏まつり」に合わせて開催され、お祭りの後半となる来月8月には北海道の盆踊りとして親しまれている「北海盆踊り」の会場があらわれます。盆踊りは子供の部と大人の部の二部構成になっています。鮮やかな浴衣姿の人々が盆踊りを踊る様子はまさに今の時期にしか見られない夏の風物詩です。札幌中心部ということもあり、現在では海外からの観光客も増え、国際色豊かな盆踊りとして連日大勢の人で賑わっています。夏にしか見ることのできない浴衣姿に海外の方も興味津々で、一緒に写真を撮らせてほしいと、お願いしている場面もよく見かけます。今も昔も変わらない景色が広がる一方で、札幌中心部は現在再開発が進んでいます。どんな風に変わっていくのかまだわかりませんが、私たち北の快適工房もその変化に置いていかれないよう今後も様々なことに挑戦・発展をしていかなければと思います。したっけ( 北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房 代表取締役 木下勝寿