2019年1月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表の木下勝寿です。初雪が例年よりも遅かった北海道ですが、そんなことはまるでなかったかのように今では真っ白な雪が降り積もっています。寒さも本格的になってきましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 一年の始まりである一月は行事ごとも多い月ですね。そんな一月の行事といえば「成人の日」(成人式)があります。成人の日の前日や、前々日に行われるところもありますが、ほとんどの地域が毎年「成人の日」の当日に成人式を行っています。私も、当時スーツを着て地元の成人式の会場に行きました。ただ、何千人という規模の成人式だったこともあり、元々式に参加するつもりはなく、会場の外で友人と話したあとはそのまま帰ってきた記憶があります。会場の外で友人とともに「20歳になってどうですか?」というテレビのインタビューを受け、私のインタビューだけが放映された、というのは今でも懐かしい思い出です。基本的に一月に行われる成人式ですが、北海道の一月といえば、すでにあたり一面は雪で覆われ、平均気温は氷点下にもなります。成人式当日に雪が降っている、雪の中会場へ向かう……なんて光景は当たり前です。そのため北海道内の成人式に参加した女性の工房スタッフからは、慣れない振袖や草履に苦戦し、雪に足をとられてしまった……というエピソードも。その際に帯がクッションになって痛くはなかったものの、せっかくの帯がペチャンコに……というハプニングは雪国ならではかもしれませんね。北海道各地で行われる成人式は、少人数・小規模なものが多く、参加者全員が小学校、中学校の同級生だったという声が大半です。少人数だからこそなのか、会場がスケート場だったという工房スタッフもいました。スケート場やスキー場が身近にある北海道ではありますが、寒い中セレモニーや挨拶が氷の上で行われた……なんてエピソードは同じ北海道民の中でも珍しいものでした。(今はスケート場ではなく普通の暖かい会場内で行われているそうです。)ほかにも、記念品がその町特有のものだったり、ちょっと凝ったものだったりと、いろいろなエピソードを聞くことができました。また、成人式の時期となると、帰省のために集まってくる人もいるため、同窓会や食事会をする機会でもあるようですね。私も久々に会う友人同士で、家に集まって過ごした一人です。今では会う機会もめっきり減ってしまいましたが、今会ってもいろいろな話で変わらずに盛り上がれるんだろうな、と思います。フレッシュさに溢れていた友人たちも、今では仕事をバリバリこなすようになっていたり、お父さんやお母さんになっていたり、当時は予想もしていなかった方向に進んだ友人も多くいます。私も今のように、多くのお客様やスタッフに支えられて仕事をしているなんて想像もしていませんでした。きっとこれからも様々な選択や決断をしながら、歳を重ねていくのだろうと思います。しかし、常に支えてくれる誰かのためにも、自分の選択に後悔をしないように、そして、その中で私自身と関わってくれたみなさんへ、感謝の気持ちを忘れないようにしていきたいと思います。したっけ( 北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房 代表取締役 木下勝寿