2016年7月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表の木下勝寿(きのしたかつひさ)です。本格的な夏がやってきていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか?7月の北海道は、ジメジメした湿気も無くカラッと爽やかな暑さが特徴です。そのため、この時期から9月ごろまでは避暑に訪れる方も多いんですよ。そして、毎年7月は私にとって、ちょっとした記念の月です。なぜかというと、この北の快適工房が発足した月だからです。2007年に北の快適工房の前身となるブランドを発足させました。2016年7月でそれから丸9年が経ち、今年は10年目という1つの節目を迎えます。(↑2007年発足当時)(↑2016年 現在の北の快適工房)発足当時、数人だった従業員も今や70人にまで増え、にぎやかな社内をみると感慨深いものがあります。会社が大きくなり、社会的にも上場企業として認められていくと、周りの人から「どんな特別なことをしたんですか?」というような質問をいただくのですが、正直に申し上げますと、これといって特別なことはしていないのです。ただ、事業を始める時に誓ったことならあります。それは「お客様に商品、サービスでとことん満足していただくこと」、そして「やるべきことをコツコツと地道に継続していくこと」です。これをずっと守り続けてきました。そんな誓いを持った私たち北の快適工房をご支持くださるお客様が増える度に、私は胸がいっぱいになります。なぜ胸がいっぱいになるかというと、話は私が初めて事業を立ち上げた頃にさかのぼります。お恥ずかしい話、私は人生で1番最初に始めた事業に失敗しているんです。失敗の原因は、目先の売上を優先し商売の原点である 「お客様の満足」を忘れてしまっていたこと。その結果、最初の事業は2年で継続を断念する形になりました。しかし、この経験こそが私の人生のターニングポイントでした。「お客様の満足」こそが事業にとって1番必要なものだと気が付き、再起を誓って始めたのが、この北の達人コーポレーション、そして北の快適工房です。※この経緯は北の達人コーポレーションの公式企業サイト(www.kitanotatsujin.com)にもまとめておりますので、ご興味のある方はご覧になってみてくださいね。今や、全国、そして世界にまで、北の快適工房の商品を愛用してくださる方が広がり、会社には、私の想いに賛同するに収まらず、もっと発展させようと考えてくれる仲間が集まりました。恥ずかしいので直接は言えないのですが、お客様、商品、仲間達は私にとってかけがえのない宝です。1つの会社が10年続く確率は、なんとたったの5%と言われています。そこから考えると、私が「お客様の満足」というものを事業において一番大切にしたいと考えたのは少なからず、間違いではなかったと思っています。そして今後も、商品やサービスを通じて、少しでもこの想いがお客様に伝えられるよう、日々精進してまいります。2020年には、東京オリンピックが開催され、世界中から日本に注目が集まります。そんな中で、世界にも通用する商品、サービスを仲間たちと作り上げていきたいと思います。どうぞ、ご期待くださいね。したっけ(北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房代表 木下勝寿