2015年9月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表の木下勝寿(きのしたかつひさ)です。 皆様いかがお過ごしでしょうか?北海道の9月の平均気温は18℃程度。もうすっかり秋です。秋と言えば、「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」たくさんありますが、皆様が魅力に思うのはどの秋でしょうか?私はやっぱり「食欲の秋」です!皆様がご存じの通り北海道の秋はうまいものだらけです!ちなみに私の好きな北海道の秋の味覚は「親子丼」です。「親子丼」と言っても普通の「卵」と「鶏」の親子丼ではありません。北海道の親子丼は「鮭」と「いくら」の親子丼なのです。うらやましいでしょう?この時期になると市場やスーパーの鮮魚コーナーには「秋鮭」が出回ります。メスの秋鮭には卵が入っていますので、これを「いくらの醤油漬け」にして各家庭で作るのが北海道では一般的です。家庭で食べる時は、ちまちませずに、白いご飯にた~っぷりと乗せて、のりをパラパラとかけていただきます。おかずがなくてもこれだけで白いご飯を何杯でも食べられてしまいますよね。子供も大人も大好きな北海道の秋の定番ご飯です。ところで「鮭」と「サーモン」の違いってご存じですか?実は、水産業者や魚屋さんは■ 鮭⇒川で産卵して海に下る天然モノ■ サーモン⇒海で養殖されているモノというように区別をして販売しているようです。天然モノは脂が少なくムニエルなどに向いており、養殖物は脂があり刺身に向いているので、「鮭は焼き」「サーモンは刺身」というイメージを持っている人もいると思います。最近は秋鮭の値段があがってきているのですが、もし秋鮭を1本買って「秋鮭といくらの親子丼」を作る場合は、刺身といくらの親子丼ではなく、焼いた鮭といくらの親子丼がおススメです!こんな夕食の話一つとっても、北海道は本当に「素材」に恵まれた土地なんだと実感させられます。もちろん、北の快適工房の商品にも北海道の素材が多く使われています。しかし、地元の「北海道産だから」使っているという訳ではなく、類似した成分と必ず比較検討してみて、一番優れている成分として「北海道産」の素材が残ることが多いのです。お客様に喜んでいただける、実感できる商品を作るのに、北海道を選んで良かったと改めて感じます。9月はシルバーウィークもありますし、北海道に旅行でいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?もし、札幌に来られるのなら「大通公園」で行われている食の祭典「オータムフェスト」にはぜひ足を運んでください。北海道中の農産物、秋の海産物をその場で味わえるだけでなく、生産者や料理人、醸造者などの作り手の顔が見えてくる、ぬくもりあふれるお祭りです。もしかしたら私もどこかで飲んでいるかもしれません(笑)。したっけ(北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房代表 木下勝寿