こんにちは、北の快適工房代表の木下勝寿(きのしたかつひさ)です。 
皆様いかがお過ごしでしょうか?

8月になると北海道でも暑い日が続いています。
皆様の地域でもクーラーが欠かせない日々が続いているのではないでしょうか。
全国的に当たり前に家庭にあるクーラーですが、
北海道の8割の家庭にはクーラーが付いていないんですよ。
北海道の8月の平均気温は23度なので
30度を越える日はそうそうないのですが、
そんな時には扇風機などでごまかしながら過ごしています(笑)。
実はそんな涼しい北海道の夏だからこそ出来ることがあるんです。

それは、マラソンです。


「え、マラソンなんていつでも出来るんじゃない?」
そう思った方もいらっしゃると思います。
しかしフルマラソンの条件で最も厳しいと言われているのが実は8月なんです。
かなり気温もあがるのでベテランランナーでさえ完走出来ないなんてことも。
そのため、北海道マラソンは
「国内で唯一8月に開催されるマラソン大会」なんです。

マラソンをするために全国各地からランナーが集まります。
第一回目は400人だったこの大会も今は1万5千人も参加者がいます。
この時期は開催地の札幌も大賑わいです。

そしてこのマラソン大会の醍醐味は
なんといっても札幌の街並みを観光しながら走ることなんです。
スタートは、札幌のランドマークである「さっぽろテレビ塔」に設置してある
巨大な「電波時計」のカウントダウンで始まります。
その後、街中を通り、長い開放感のある北海道らしい道を走ることが出来ます。

テレビ塔
(↑札幌のランドマーク“さっぽろテレビ塔”)


このコースでは、最後に驚くところを通ります。どこだと思いますか?
なんと、北海道大学の構内を走り抜けるのです。

北海道マラソン

1万5千人が大学のキャンパスを走り抜けるなんて、
中々想像できないと思いますが、
北海道大学の敷地はとても広く、日本で一番敷地面積が広い大学なんです。
その大きさはなんと東京ドーム38個分
教室と教室の距離が遠いので学生はみんな構内を自転車で移動します(笑)。

この北海道大学のメインストリートである中央通りをランナーが駆け抜けます。
構内は緑豊かで、小川を横目に見ながら
ポプラ並木の緑のトンネルの中を走ることが出来ます。
ここはラストスパートの40kmのポイントでもあるので
この日は学生だけではなく市民大勢が応援をしに北海道大学へ集まります。

私も時間があればこの応援に出かけます。
工房スタッフにも聞いてみると、
多くのスタッフが私と同じように応援に出かけているようでした。
北の快適工房は、お悩みを持つ方の生活を快適にする会社ですから、
「人を応援したい」と思うスタッフが多いことは大変嬉しいことですね。

北海道マラソンは、テレビで全国放送されますので、
皆様も是非応援しながら、景色にも注目してみてくださいね。

したっけ(北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)
来月もお手紙を書かせていただきますね。


北の快適工房代表 木下勝寿