こんにちは、北の快適工房代表の木下勝寿(きのしたかつひさ)です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

北海道の6月は暑くもなく、寒くもなく、
とてもさわやかで過ごしやすい季節です。
北海道にはジメジメとした梅雨もありませんし、
有名なラベンダーや、新緑が美しい季節なので観光にはもってこいの時期です。

私は観光地に行くと、どこでもやたら観光客から
「写真を撮ってください。」「道を教えてください。」と
声をかけられるという特技(笑)を持っています。
北海道には海外からのお客様もたくさんいらっしゃるのですが、
もちろんよく話しかけられます(笑)。
そして海外の方と北海道のこと話していると、
知らなかった北海道を発見することがよくあります。

海外の方によく聞かれるのは「温泉」についてです。
日本人にとっては温泉は身近なものですが、
海外の方にとっては珍しいものですからね。

これまで
「猿と一緒に入れる温泉はどこですか?」
「お勧めの温泉はどこですか?」
という質問をされたことがあります。

「猿と一緒に入りたい」と言う人には
北海道南部の函館にある猿山温泉を紹介します。
猿が温泉に入っているところを見られるのですが、
残念ながら12月から5月までの冬期間しか見れません。
しかし、ちょうど6月のこの時期に、とてもお勧めの温泉があります。

それは知床半島(しれとこはんとう)にある「カムイワッカの滝」です。

「温泉じゃなく、滝?」と思われますよね。
海外の観光客の方も大体そう言われます。

知床は世界遺産にも登録されている
北海道の東部にあるオホーツク海に長く突き出た半島ですが、
火山地帯となっていることから温泉が多くあり、
実はこの「カムイワッカの滝」は滝自体が天然の大温泉なのです。
冬のシーズンは雪に覆われている為、
ここへ行くまでの道路が閉鎖されていますが、6月1日から通行可能になります。
カムイワッカの滝02_bk
カムイワッカの滝01_bk
目指す滝へ行くためには上の写真の様に水の中を歩きます
これも温泉。強酸性なので少し足裏がひりひりします。
滑って転ばない様に慎重に登って行くと、
広く浅く出来ている滝つぼがあり、ここが目的地です。

水着に着替えて、温泉に浸かります。
雄大な滝を見ながら、その滝つぼ温泉につかる…周りは緑がたくさんです。
ちょっと不思議な感覚ですが、非日常的でとっても面白いです。
北海道の大自然と、温泉を同時に楽しめるので、
海外の方だけではなく、日本の方にも是非体験してみて欲しいと思います。

北の快適工房の商品も最近では、
大変ありがたいことに多くの海外の方に使っていただいております。
私たちは「実感できる良い商品」を通じて素晴らしい北海道を、
日本中、世界中に広めて行きたいと思います。

したっけ(北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」と言います。)
来月もお手紙を書かせていただきますね。


北の快適工房代表 木下勝寿