2014年12月 by 北の快適工房 いつも北の快適工房をご愛顧いただきありがとうございます。 北の快適工房代表の木下勝寿(きのしたかつひさ)です。 早いもので一年が過ぎ、あっという間に年末年始を迎えますね。北の快適工房でも、今年一年のお客様との出会いを振り返り、そして来年はどんなお客様に出会えるのだろうと今からとてもワクワクしています。(ちょっと気が早いでしょうか。) ここ北海道では、雪が積もってきています。私の家の前の木々も、いつの間にかこんな感じに積もっていたり。本格的な冬がはじまろうとしています。 この時期、私の一番の楽しみは雪のじゅうたんの上でする「足あと残し」と「足あと探し」。雪が降っては溶けたり、そして降っては積もったりが繰り返される時期なので、新しい足あとを残しやすいし、探しやすい。足あと残しは、その名の通り私自身の足あとを残します。誰もまだ踏んでいない雪のじゅうたんの上に、私の足あとをつける。自分だけの足あとがある道は、なんだかとても特別な道のようで、少し歩いては、自分の足あとを振り返る。 何十年も北海道に住んでいても、雪のじゅうたんの上に一番のりで踏みしめることができた時は嬉しくてたまりません(笑)。 そしてもう一つの楽しみは、足あと探し。私以外の足あとを探しながら歩くのです。これは男の人の足あとだなとか、これは女の人の足あとだなとか、これは子どもかなとか、これは動物だなとか。(この時期、北海道では子どもをソリに乗せながら散歩などもするので、ソリのあともたくさんあります。)色々な足あとを見ながら、歩いていきます。そして、いつもこの時期、足あと探しをしながら思うことは、この人たちはどんな一年を過ごしてきたんだろうということ。 この時期の足あとは、雪の上に残るので視覚的に見えるものではありますが、自分の足あとというものは普段自分でなかなか確認できないもの。なので、私は毎年、足あとが見える今の時期だからこそ、自分の足あとを振り返りながら、「今年はこんな年だったなぁ。」「来年はどんな年にしようかなぁ。」と考えるきっかけにしています。 北の快適工房は、とても変化のある一年となりました。たくさんの新しい仲間が増え、そして、このおたよりを読んでくださっている皆様との出会いがありました。北の快適工房の商品をご愛用いただいている皆様からの嬉しいお声を多数いただくことができました。これ以上ない幸せな年になりました。皆様は2014 年、どんな年でしたか? 来年も再来年も、皆様と末永いお付き合いができれば嬉しいなと、このおたよりを書きながら思っています。 したっけ(北海道では、「それじゃあ」のことを「したっけ」と言います。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。素敵な年末年始をお過ごしください。 北の快適工房代表 木下勝寿