2019年10月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表の木下勝寿です。草木も日を追うごとに色づき、頬をなでる風にはさわやかな秋の気配が感じられるようになりましたね。秋というと様々な楽しみ方がありますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 10月は、NHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)の全国コンクールが開催される時期でもありますね。Nコンは小学校から高校までの児童・生徒で行われる合唱コンクールです。はじめに行われる地区コンクールは8月から始まるため、札幌でもこの地区コンクールに参加する児童や生徒の姿をオフィスから近い場所にある市民ホールで見かけた記憶があります。合唱といえば学生の頃はどこの学校でも欠かせないものですよね。入学式や卒業式、学校祭やコンクールなど行事ごとには必ずと言っていいほど歌う機会があり、クラスや全校で練習した思い出があります。とはいいつつも、私は何の曲を歌ったかほとんど覚えていなかったため、北の快適工房のスタッフたちに、学生時代はどんな合唱曲を歌っていたのかを聞いてみました。学生時代のことだけに、懐かしさもあるのか、あれもこれもと最終的には、両手では到底数えられないほど様々な曲が出てきました。弊社は若手のスタッフが中心ではありますが、そんな中で多かったのは「大地讃頌」「旅立ちの日に」、続いて「Believe」「翼をください」などでした。個人的には初めて聞くものもありましたが、この4つが定番として歌われることが多かったようですね。また、スタッフの出身地は北海道内、北海道外と様々なのですが、どうやら地域で違いがあるというわけではなく、同じ地域でも学校単位で選曲には違いがあるようです。代々先輩が歌っていた曲だったり、そのときの音楽の先生の選曲だったりと理由は様々なようです。ただ、20代のスタッフになると、合唱曲のほかにもJ -POPが取り入れられているなど、時代の移り変わりを感じる部分もありました。ほかにも、「学校全体の人数が少ないため一人ひとりの声が目立ってしまい、いつも緊張しながら歌っていた。」というスタッフや、「小中一貫校に通っていたが、小学校1年生から中学校3年生まで全員で一つの歌を歌った。今思えば貴重な体験だった。」と語るスタッフなどいろいろな話を聞くことができました。面白かったのは、学校祭やコンクールの練習中に真面目に歌わない男子に対して女子が注意する、という光景はどうやら全国共通どころかどの年代でも目にする光景だったということです。今と昔で変わったこともたくさんありますが、そのときにしかなかった事実や思い出は、私たち一人ひとりがより若い世代に伝えていけるといいですね。したっけ( 北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房 代表取締役 木下勝寿