2021年1月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表木下勝寿です。年が改まり、全国的にも本格的に冬が到来する頃となりましたね。朝晩はぐっと冷え込むことも多くなったため、最近は温かいものを食べることが増えてきました。寒さが厳しくなる季節ではありますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?さて、1月となれば北海道はすっかり雪景色。最高気温が氷点下に達することも多くなり、吐く息も白く変わるようになりました。この時期になると路面も凍るため、外を歩くときは注意が必要です。私は神戸生まれで、北海道に移り住んでからしばらく経ちますが、はじめの頃は「冬靴」というものを知らず、ツルツルの路面や雪道を歩くときは、とても苦労しながら歩いていました。しかし、雪国にお住まいの方はご存じかと思いますが、積雪の多い北海道などでは夏服や冬服のように靴も冬仕様のもの、いわゆる「冬靴」に履き替えます。夏靴に比べて暖かいのはもちろんですが、一番の違いは靴底。雪や氷が入り混じった道を歩くため、冬靴は足をとられないように安定して歩けるかがとても重要なんです。そのため、冬靴を選ぶ際は「防滑」に優れた素材を使用しているものや、靴底にしっかりと凹凸があるものを選ぶのがポイントです。また、冬仕様の靴底ではない場合、あとから靴底を張り替えるということもあります。冬靴は機能性重視でデザインがなかなか選べないということがあるため、毎年靴底を張り替えて履いている方も多いんですよ。しかし、女性の中には機能性や素材ではなく、ヒールが細いかどうかで選ぶという意見もちらほらありました。なんでもヒールが雪に刺さるように歩くことで、滑り止めなどが付いている靴よりも安定して歩けるのだそうです。ほかにも、車での移動が多かったり軽装が好きという方の中には、冬でも夏場と同じ革靴やスニーカーで過ごすといった意見もありました。私も今では雪道にも慣れ、冬でもすいすいと歩けるようになりましたが、冬靴を履かずとも冬を越せる人がいることには驚きです。また、そんな大人たちを尻目に、道路脇に雪が積み上げられる今の時期となると、子供たちが反転式のスパイクが付いた冬靴(スポーツ用のシューズに使用されているものとは違うスパイクです。)や、スノーカバー(脚絆と呼ばれることもあります。)を身に着けて遊びまわっている姿をよく見かけます。世代が違うと使うものも様変わりするものですが、スパイク付きの冬靴やスノーカバーについては、年齢を問わず子供の頃に使っていた、というスタッフがたくさんいました。子供の頃は、どちらも雪遊びをするために必須なアイテムでもありますので、懐かしいという方もいるかもしれませんね。スノーカバーは長靴などにかぶせて使う雪よけ用のアイテムです。今年の冬は体調管理や感染防止対策など気になることは多いかと思いますが、しっかりと息抜きもしつつ、お家にいる時間も楽しく過ごしたいものですね。したっけ( 北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房 代表取締役 木下勝寿