2021年8月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表木下勝寿です。本格的に暑い時期となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。今年もマスクが手離せない夏となり、より一層暑さを感じる気がします。北海道はカラッとした日が多いものの、日差しは年々強くなっていることもあり、つい日陰を探しながら歩いてしまいます。さて、昨年はコロナ禍の影響でイベントやお祭りも中止になったところが多かったかと思います。今年は感染予防対策をしっかり行った上で、さらに例年とは会場や方法を変えるなど、様々な工夫が施されていますね。その中で8月のイベントといえば、高知県で行われる「南国土佐・高知 よさこい祭り」があります。そして、「よさこい」といえば、北海道札幌市で例年6月に開催される「YOSAKOIソーラン祭り」もあります。同じ「よさこい」である、この2つのお祭りには、実はそこまで大きな違いはありません。高知県なら「よさこい鳴子踊り」、札幌市なら「ソーラン節」の一節やフレーズを必ず入れること、鳴子を手に持って踊ることなどがルールですが、それ以外は参加チームの自由となっています。ただ、「よさこい踊り」をメインとしたお祭りは、高知県で開催された1954年が初めてとされています。札幌市のYOSAKOIソーラン祭りは、この高知県の「よさこい祭り」を元に、北海道の民謡である「ソーラン節」をミックスして1992年に誕生したものです。北海道で「よさこい」は、文化の一つとしてすっかり浸透しており、小学校の運動会ではよさこいを披露するのが定番の一つになっています。ソーラン節の「ヤーレンソーラン♪」というフレーズは、一度聞くと忘れないほどインパクトが強いため、「子供の頃に踊ったきりだけど、今でも簡単な振り付けと一緒に覚えている」といったスタッフの声もありました。小学校の運動会でよさこいを踊る子供たちまた、YOSAKOIソーラン祭りは札幌市内を中心に開催されるため、チームに所属していたスタッフや、熱狂的なファン!というスタッフまで、よさこいに関わるエピソードがたくさん聞けました。私も自宅マンションの目の前がよさこいの会場となるため、例年自宅から熱い演舞を眺めています。ちなみに、東証一部上場を記念したパーティでは、「平岸天神(ひらぎしてんじん)」という優勝常連チームに演舞を披露してもらったことがあります。遠目で見るのとは違い、目の前で繰り広げられる演舞の迫力に驚きと感動を覚えた記憶があります。現在では海外からも参加があるほどのお祭りに成長した札幌市のYOSAKOIソーラン祭り。まだ元通りの規模で開催は難しい状況ですが、踊り子さんたちが全力で舞う姿を楽しみに待ちたいと思います。いずれは高知県の「南国土佐・高知 よさこい祭り」も現地で見てみたいです。したっけ(北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房 代表取締役 木下勝寿