こんにちは、北の快適工房代表木下勝寿です。
3月となると頬に感じる風も
暖かく春らしくなるところもあるでしょうか。
北海道は記録的な暖冬とはいえ、
まだ風も冷たく
マフラーや手袋が手放せません。

来月は4月ということで
新生活が始まる方も中には
いらっしゃるかもしれませんね。
そんな中、北海道では
アイヌ文化復興・創造の拠点として
ウポポイ(民族共生象徴空間)
4月24日にオープンします。

札幌から南へ約50キロの位置にある
白老町のポロト湖畔に誕生するこの施設は、
国立アイヌ民族博物館や
国立民族共生公園などからなり、
アイヌの人々によって伝承されてきた
歌や踊りなどの伝統芸能の上演、
豊富な体験交流プログラムが
用意されています。

また、愛称である「ウポポイ」には
アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」
という意味があります。

ウポポイが建設された白老町には
昔からアイヌ集落があり、
またこの場所には、以前
ポロトコタンアイヌ民族博物館がありました。
今回、大きく生まれ変わり、
国内外から注目を集めています。

実は知らずに使っている人も
多いかもしれませんが、
地名や名称でアイヌ語が
由来になっているものはたくさんあります。

特に、地名については北海道の約8割は
アイヌ語が由来となっています。
たとえば、札幌や小樽、知床といった
北海道で有名な観光地も、
「サッ・ポロ・ペ(乾く・大きな・川)」
「オタ・ル・ナイ(砂・融ける・川)」
「シ・エト(地の・突出部)」
といった意味があり、
アイヌ語の地名をもとに漢字を当てはめたり、
意味に合わせた漢字をつけられて
今に至っています。
(いずれも意味には諸説あります。)

ほかにも
アイヌ語が由来となった日本語として
「ラッコ」や「トナカイ」、「シシャモ」
などがあります。

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地名以外にも北海道には川や滝にも
アイヌ語由来の名前が多くあります。


私たち北の快適工房は
北海道に本社を構えていることもあり、
北海道出身のスタッフが多くいます。
そのため、アイヌの人々については
教科書以上のことをさらに学んでいたり、
中には、
「通っていた小学校では
アイヌ文化学習に力を入れており、
空き教室には
チセ(アイヌ語で家の意)があった。」
というエピソードもありました。

これには同じ北海道出身のスタッフも
驚いていました。

また、それぞれの知っている内容には
バラつきがあるものの、
一様に踊りや歌、刺繍の文様の美しさなどが
印象に残っていると答えていました。

最近はその文化への理解も深まり、
改めてアイヌの人々を題材にした
小説や漫画などの作品が
注目を浴びるようになったと感じます。
これを機に多くの人がアイヌ文化に
触れるきっかけになればいいですね。

新たに誕生した
ウポポイ(民族共生象徴空間)が
今後どうなっていくのか
私も注目していきたいと思います。
 
したっけ
( 北海道では「それじゃあ」のことを
「したっけ」といいます。)、
来月もお手紙を書かせていただきますね。


北の快適工房    
代表取締役 木下勝寿