2022年7月 by 北の快適工房 こんにちは、北の快適工房代表木下勝寿です。7月となり、もう1年も残り半分になりました。日ごとに日差しが強まり、つい日陰を選んで歩くことも多くなってきました。今年は開催されるイベントが徐々に増え始めたこともあり、特にお祭りや催し物が多くなるこの時期は気分も上向きになります。この時期といえば夏の定番レジャーである海も賑やかになります。多くの海水浴場では7月の初めに海開きが行われ、「海の日」にはイベントも多く開催されます。海開きは暖かい地域では3月頃に行われるところもありますが、北海道では7月上旬から中旬頃が一般的です。また、お盆に入ると水温が一気に低くなるため、遊泳期間はほとんどの海水浴場で8月中旬頃までとなっています。北海道外の方であれば、海へ行くときは最小限の荷物で気軽に、水着すら持たずに服のまま、という方も多いかもしれません。一方の北海道では、短い夏を満喫しようと、キャンプ同様にテント一式やコンロ、食材などを持っていくため、大荷物になることがよくあります。というのも、北海道内の海水浴場では火気使用可のエリアがいくつも設けられているため、1日のんびりとバーベキューをしながら海を楽しむことが可能なんです。ちなみに真夏の昼間でも水温は低めのため、海へ入るのは子供や若い方が中心です。そして、冷えた身体はバーベキュー用の炭火で温めます(笑)。大人組は設置したテントの下で、椅子に座りながらゆっくりと過ごします。ただし、オホーツク海側に面した地域では、砂浜が少なく、水温もさらに低い傾向にあるため、「夏=海水浴」とはならない、という意見もちらほら。スタッフの中には「夏でも海は寒いイメージがあるので、子供の頃から湖や山ばかりでした。」なんて声もありました。私といえば北海道に移り住んでかれこれ20年の間、海に入ったのはたったの5分。行こうと思えばすぐに行ける距離に海はあるのですが、私も基本的に「海は寒いもの」と思っているため、10年ほど前に一度だけ札幌の隣町である小樽の海へ行ったきりです。それも、海に入ってすぐに波が高くなったため、監視員さんの指示で海水浴客は全員砂浜へ上がることに……。結局はそれが唯一の5分となりました。海水浴場も現在ではシャワーが完備されていたり、おしゃれな海の家が並んでいるなど、いろいろなところがあるようですね。真っ白な砂浜や透明度の高い海であれば、海に入らずともつい長い時間を過ごしてしまいそうです。7月の後半となれば多くの学校は夏休みとなるため、今年の海はより賑やかな光景が見られるかもしれません。昨年の北海道は猛暑となったため、今年はもう少し過ごしやすくなることを祈るばかりです。皆様も熱中症には気を付けてお過ごしください。 したっけ( 北海道では「それじゃあ」のことを「したっけ」といいます。)、来月もお手紙を書かせていただきますね。北の快適工房 代表取締役 木下勝寿